脳が感じる世界について


今日は「脳が感じる世界」についてのお話です(^^)

私達が日頃感じている「意識」とか「感情」って、一体どこから来るのでしょうか…。

このテーマは、むかーしから様々な人に研究されていて、もちろん今でも大きなテーマですが、
今から100年以上前にペンフィールドさんという研究者がいて、この人は今では考えられないような研究方法をとっていました。

なんと被験者の意識がある状態で頭蓋骨を開け、直接脳に電気刺激を与えて「いま何を感じるか」を、その脳が開けられた状態の被験者本人にインタビューしていました。

今では全く考えられない方法ですが、脳そのものは痛みを感じないので、実験としては成立したのでしょうねー^_^;

また現代でも「脳」についてはわからない事だらけですが、その理由はペンフィールドさんが行ったような直接的な実験が出来ないから…というのも大きな理由のひとつです。

なのでこのペンフィールドさんの実験は大変に乱暴に思えますが、現代に残してくれた実験データとしては大変に大きな功績となるのですね…。

ところで、このペンフィールドさんが残してくれた実験データによると、ある脳の領域に電気刺激を与えると「匂いを感じる」、また別の領域に与えた刺激では「明るい色を感じる」

あるいは「不安を感じる」など…私達が感じる「感情」や「感覚」のほとんどが、電気刺激によって人工的に感じさせることができる…ということです。

(なんと!お化け…というか、人影が見えるとか、人の声が聞こえるという領域もあると書かれているんですよー)

つまり私達人間も、また動物も、言葉のもつ意味や単語などによって感じているのではなく、その言葉や単語、あるいは音に含まれる「電気刺激」を感じている…ということなんですね。

つまり、「愛してるよー♪」という単語の意味に幸福感を感じるのではなく、「愛してるよ〜♪」という言葉が発する電気刺激に、私達は幸福感を感じている…ということなんですね。

そしてまた、この電気刺激は何度も何度も流れると、シナプスと呼ばれる神経細胞が繋がり「回路」をつくります。

そして同じ刺激には素早く反応出来るようになるんですね。

なので幸福の回路ができた人は「幸福の電気刺激」に素早く反応するようになり、
怒りの回路ができた人は「怒りの電気刺激」に
不安の回路ができた人は「不安の電気刺激」に素早く反応するようになる…ということなのですね。

このメカニズムを心理学では「学習」といいますが
私達は「良い事」も「悪い事」も、学習してしまうようです。

この辺りにストレスや、神経不安、依存症などのヒントがあるのかも知れません。

次回はもう少し、このあたりを掘り下げてみましょう。
  1. 2013/03/10(日) 21:04:58|
  2. 塾長
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<「悩み」の正体って… | ホーム | そういえば…>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://yu-gakujuku.com/tb.php/11-1715c923
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)